今日の芸術 岡本太郎
65年以上前に書かれ、今現在も古本屋に行けば108円でよく見かけるほど読まれている、すでに古典と言っていい本です。
芸術はみんなのものだ(まとめすぎ)という、絵を売らなかった画家、岡本太郎自身の芸術へのマニュフエストが小難しくなく、かつ深く語られている美術・アート・写真・音楽(なんでもいいよ)への手引きの書。
明晰な文章は読んでいて気持ちがいいので、アート関連の訳の分からない文章にへきへきしている人の清涼剤としてもお勧め。
絵を売らなかった理由について、岡本太郎記念館の館長へのインタビュー。