2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧
バルナックライカを短いストラップで首から下げた高田渡さん。 高田渡写真集 「写真擬(もどき)」1972-1979 高田渡の視線の先に こんな写真集が出ていたんだ。
自問自答 Q 代り映えしない写真を撮っていて飽きないですか A テーマを持っていないことによって、ある意味世界を常に新鮮に見ることができるため、浜の真砂は尽きるとも、世に写真のネタは尽きまじと言ったところですので、飽きは来ないようです。 Q 写真を…
テクストは、「写真」を解説しているのではない。写真はテクストを「図解」しているのではない。 私にとっては、それぞれの写真から視覚的な揺らぎのようなものが始まったというだけのことであり、おそらくその揺らぎは、禅が悟りとよぶあの「意味の喪失」に…
美とは想像界だけにしかあてはまりえず、その本質的な構造のうちにこの世界の無化を蔵している世界である。 サルトル
浅茅原(あさぢはら) ゆくへも知らぬ 野辺に出でて ふるさと人は すみれ摘みけり 実朝 浅茅の原っぱとなってしまったふるさとで、幼なじみがどこかもわからない野辺に出て、菫の花を摘んでいたよ。