2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧
見たことのない写真、見たことのない表現に向かってみんな歩いているわけで、だから、見たことのないものを評価することは難しく、評価の基準が過去の経験に寄りかかっている先生方のお言葉なぞ気にする必要はないということだ。 もつとも自由(ここでいう自…
権威の消失はいいとしてもその対価として自分で考えるという 面倒なことを要求される訳だむろん偉い先生がちゃんと考えてくれればいいのだがそうは問屋が卸さないのが浮世のならい
アートとは内面的な探求であり──成功すればそれは「よかった」と言えますが──成功は決して重要ではありません。私はたまたま多くのお金を稼ぐことができており、それは嬉しいことではあります。しかし、お金を稼ぐこと自体は「よいアーティストであること」…
ファインアート写真の見方 福川芳郎 写真を売りたいと考えている人にとっては優れた手引きとなる本だと思いました。 高く売れる写真が良い写真であるとは限らないものの、これはこれで納得の行く考え方だと思いますし、写真マーケットなどに関してもイメージ…
写真を眺める者はそこに、現実がこの写真の映像としての性格にいわば焦げ穴をあけるのに利用したほんのひとかけらの偶然を、<いまーここ>的なものを、どうしても探さずにはいられない。 写真小史 ウォルター・ベンヤミン p16 写真は写された時のイメー…