巡りあえない時もある

アダム スミス 水田洋


最初の経済学者と言われるアダム・スミスの評伝。


一般常識的な知識を得たいと思って読み始めましたが、要領を得ない文章がだらだらと続く感があって読みにくいのと、多数ある引用も素人が言って申し訳ないのですがあまり的確になされていないような気?がしました。


いま読んでいる文庫は1995年発刊と古いものではないのですが、たぶんこの文章を書かれた時期(もしくは構想された時期は)は古いものだろうと推測しています。ということでたぶん新しいアダム・スミスに関する本があると思われますので、旧い本を読むことはないと思いました。

KING OF POPS sideB 江口寿史


江口寿史の回顧展?を書籍化した本。


江口寿史の正直日記」という本が面白かったので手に取ってみましたが、文を書いているのはご本人ではなく編集者の宮本大人という人のようで、思っていたのとちょっと違いました。


江口寿史の制作ジャンルや時代による活動を分類し、漫画やイラストとともに纏めてあるのですが、文が面白くないのと、文と漫画やイラストのレイアウトが良くなく、また絵が小さいので、残念な本となっています。