2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

自分自身の写真

自分自身の写真とはつまるところ、自明と思われていること、一般的真理と思われていることの表皮をはぎ落すこと。 フーコーさんは仕事と言っています。 出典は忘れました。

カメラは意識の拡張

メディアはマッサージである 影響の目録 マーシャル・マクルーハン他 あらゆるメディアは人間のなんらかの心的ないし、身体的能力の拡張である。 ………は足の拡張である書物は眼の拡張………衣服、皮膚の拡張………電気回路、中枢神経系の拡張 感覚知覚の比率が変わ…

ギャラリー・アビィさんの「写真の印象、展4」にことよせて

https://blog.hatena.ne.jp/tiheisen1839/tiheisen1839.hatenablog.com/edit#wysiwyg 写真の印象、展4 2018年11月21日(水)~11月25日(日) 12:00~19:30 / 入場無料 / 月曜休廊 タイトルとキャプション 広告写真にはタイトルがない。これは広告する商品その…

方法とは

わたしは花火師です ミッシエル・フーコー 再読しました。フーコーの仕事の方法論の一端がうかがわれる文章です。少し長いですが一部を引用させていただきます。 わたしはいわば砲兵(花火師はだめだろう)です、わたしが作りだしているものは、結局のところ…

美術の解剖学講義 森村泰昌

写真関連の本 5. ★★★★☆ 美術の解剖学講義 森村泰昌 写真に興味がある人と、美術に興味のある人のどちらもが楽しめます 写真に関するものではアーネスト・サトウとの交友録と,カルチェ・ブレッソンの写真をネタにした、本格的構図論などがあります。 また実…

写真  谷川俊太郎

写真関連の本を読む 4. 写真 谷川俊太郎 数少ないプロフェッショナルな詩人の谷川俊太郎さん。プロフェッショナルとはそれで生計を立てているとということだけではなく、トータルに詩人であるということ。好きなタイプの詩ではないが、ときどき眼にする作品…

写真作法 土門拳

写真関連の本を読む 3. 写真作法 土門拳 ★★★☆☆ 写真コンテストなど、写真が盛り上がっていた時代につくられた、アマチュア写真家を対象としたレクチュアーを中心にまとめた本。写真も文章も真剣勝負な土門拳さんのストレートな文章は、今読んでも新鮮さを…