2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

クリスチャン・ボルタンスキー Lifetime

クリスチャン・ボルタンスキー Lifetime ボルタンスキーの作り出す空間は墓場ではない、墓場はもっと明るく、外に開かれている。どちらかというと土に埋まっている少し湿度のある棺桶か、でもこの棺桶はせせこましくはなく密閉もされていない、それに光の入…

隣接する分野から 

6)隣接する分野から 森村泰昌 「美術の解剖学講義」 ちくま学芸文庫 2001年 実作者にこんな丁寧で面白い本を書かれては、美術評論家や写真評論家など業界の人は立つ瀬がないと思います。写真に関しても、ブレッソンさんの写真の構図分析や、アーネスト…

ライプニッツ 山内志郎

ライプニッツ 山内志郎 ライプニッツの本も入門書さえも読んだことがなかったので、わかるもわからないもないのですが、この本は横道にそれた部分が面白く、楽しませていただきました。それは「他人の哲学の解説がそれを使って自分の哲学をすることによって…

社会学・精神分析からのアプローチ

5)社会学・精神分析からのアプローチ 〇『写真論-その社会的効用』 ピエール・ブルデュー 社会学的分析テクニックによって、社会と写真を結ぶものを浮かびあがらせる。当たり前だが、写真家だけが写真を撮ったり、見たりするのではないということで、写真を…

西田幾太郎 永井均

西田幾太郎 永井均 プロ野球のゲームに参加することはできないが、楽しむことができるように、哲学することはできないが、哲学を楽しむことはできるというような本です。

写真史

4)写真史 〇「写真のアルケオロジー」 ジェフリー・バッチェン 2010年 ねばり強い思索と歴史的探索で、人はなぜに写真を撮る(創りだす)ことに、情熱を注いだのかを、写真家が科学者や化学者だったころから検証した、一本道ではなかった、錯綜した写…

必生 闘う仏教 佐々井秀嶺

必生 闘う仏教 佐々井秀嶺 宗教としての仏教のひとつの側面を体現する、例えればニシナリの稲垣さんのような人の本だが、買ってまで読む必要はないと思う。 そして多くのお寺さんが家業であったとしても、もう少し宗教的であってもいいような気がするような…

すでに古典

3)すでに古典 〇「複製技術時代の芸術」 ヴァルター・ベンヤミン 1999年 自由で、アイデァ豊かなマルキスト思想家という不思議な存在で、読み方しだいでどうとでも読めるベンヤミンさん。、そして、コピーしたらオーラがなくなるとは書いていないとお…