ホンマタカシの換骨奪胎 ホンマタカシ

f:id:tiheisen1839:20190524180844j:plain

ホンマタカシの換骨奪胎 ホンマタカシ


ホンマタカシさんはなぜ写真を撮らずに、あまり面白くもないこんな本を作っておられるのかに興味があります。

まあ、日々のお仕事なんでしょうから文句をつけてはいけませんが、写真やアートという間口の広い世界で、なぜこのテーマなのかを語らず、各章においてもほぼ思い込みで各要素を検証せずに、中途半端な知識・理解・分析力で人様の作品を語られても、なんだかなぁ感しか残りません。


軽く、薄く、表層的であることはいいことだし、他人のふんどしで相撲を取られるのも結構なんですが、評論家なのか実作者なのか、はたまた自分を語りたいのか、隠したいのかも判然としない、スタンスの定まらない、だらだらと変に長い面白くない文章はあきまへん。