レビューしてみよう

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□ではレビューしてみよう。(ブッは先週の写真です)


〇イントロダクションというか予備知識(データ)


撮影日時 2017年2月25日の午後。
撮影場所 住之江区にある「住吉漁業協同組合」周辺。すぐ前の敷津運河が漁船の船溜りとなっている。
撮影機材 オリンパスE-620 標準ズームレンズ。現在はたまにしかまともに動かないので使えないが、フォーサーズの一眼レフで小さいがファインダー撮影ができるのはいいところだった。
構図など 自分が写し撮りたいモノを中心にして、そこにあるものが写っているパンフォーカス写真、つまり日の丸構図で撮っています。


□この写真のアピールポイントは何ですか


〇我ながら見ればわかる写真ではあるけれど、テーマをもって撮影したものではなく、いつもの湾岸撮影の一コマで、比較的ましな写真として選びました。


□この写真のどこがましなんですか。


〇一枚の写真を選ぶことは、自分の写真論を書いてゆくことなんでしょうが、ほんとにどこがましなんでしょうね。
〇まあ、整備が進んできたとはいえ湾岸エリアの混沌とした、というか殺伐とした空間を表現できている一枚として選択したといったところです。
〇話はすこしズレますが「世界は混沌としており、なおかつ整然としている」といったようなことです。


□編集


〇この写真も含めたまとまった数の写真で構成するブックを作ることを、一応の区切りとして作業しているためや一枚の写真で一つの世界を表現できる力量はないことによって、数を撮って写真世界を構成するといったところです。
〇たとえばジェエル・スターンフェルドの燃えている家をバックに八百屋でかばちゃを物色している消防士の写真(長いなあ、写真なら一瞬でわかる)*のような一葉の写真の中に物語が詰まっているものも魅力的だが撮るのは難しいし、写真を見せる工夫としてエデュケーショナルな要素が高くなってきているという時代の流れもあるのでしょう。


ソラリスの橋本さんに消防訓練をしているときの写真であると、教えていただきました、納得。


□もう一度、戻って自分の写真をどのように見てほしいのですか。


〇やっぱり好き勝手に見ていただく以外に、どうしょうもないと思いました。自分の写真を自分で解釈するのは下手に知っているだけにできない相談であることと、レッテルは誰かに張ってもらわなければならないものということが分かったということで、いつものように中途半端に終わりです。