偽対話編  写真論

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偽対話編  写真論


〇なぜ写真関連の本を読むのか
●写真を読むことや見ること、つまり写真世界の拡張(マクルーハン的な意味で)を図りたい、楽しみたいからと言っておこう。

〇読むことで写真を撮ることや、読むことの何かが変わったか
●即効性はないだろうが、撮ることや読むことの強度をあげることができるのではないかと思っている。ただ、本を読む(いわばイメージトレーニングする)ことで何らかの効果(写真が上手くなる等々)を期待しているわけではなく、好奇心を満足させたりという、普通の読書と同じように、楽しみで読んでいるということがメインであることは言うまでもない。

〇残念ながら読むことを楽しめるレベルの写真関連の本はとても少ない、なぜ、面白いモノが少ないのか。
●オーディエンスの限られた世界で寿限無のような言葉で内向きに語られるものが面白い方がおかしいだろう。写真論というと出てくるあの三冊は、写真に取り立てて興味を持っていない人が読んでも面白い本だろうと思えるし、世界に向けて開かれたレベルの高い写真論というくくりの必要ない本たちだ。

〇では、なぜ面白くないモノの多い写真関連の本を読むのか。
●一つは自分の興味のある写真家や写真評論家についての、新しい見方や考え方を知ることができるだろうという裏切られることの多い期待と、何年間か続けて写真関連の本を読んできたので、その惰性なんでしょう。


※書いていて自分でも面白くないが(すいません)、多分これも続くだろう。