合う合わない問題

 

合う合わない問題


どんなにすぐれた作品でも、自分の感覚に合わないものはあるし、それはある意味仕方のないことです。


たとえば私は谷川俊太郎さんの詩はとてもうまいと思っていますが、あまり好きな詩人ではありません。


むろん数少ないプロフェッショナルな詩人であることは間違いないところであり、読んで損をしない詩人だとも思います。


そして写真を見るときも自分に合わないから、好みではないからダメな写真と一瞥して即断しないで、食わず嫌いということもあるし、写真とゆつくり対話することによって見えてくるものもあると思いますので、ゆつくり見ましょう。