写真に嘘があってもいいじゃないか

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写真に嘘があってもいいじゃないか


マクルーハン風に言うと写真は眼の拡張と言いそうになりますが、そうではなくて写真は意識の拡張であり、メディアそのものということではないでしょうか。


つまり写真はカメラで書かれたことばだということです。ただ文章でも絵画でも明日の朝ご飯をダイレクトに書くことは可能でしょうが、写真はなぜかすでに過ぎ去ったものしか表現できないではないかという思い込みがあります。しかし、明日の朝食をイメージしてセッテングしたものを写すことなどはできるので、頭の中は文章や絵画と同じ作業をしているわけなので、未来をイメージした写真は工夫によって可能だと思います。


まあ、何が言いたかったのかというと、写真は創成期から行われてきたように、写真は嘘をつくメディアだと考えれば、もっと面白い世界が広がるのではないだろうかということです。