記録写真の将来をどうお考えですか。

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記録写真の将来をどうお考えですか。


詩情の表現ということを除いては、写真の記録的な側面に興味を持ったことはない。生活から浮かび上がってきたような写真だけが私を惹きつけるのだ。見ることの歓び、感性、官能、イマジネーション、そういったものを心に留めて、カメラのファインダーのなかにまとめ上げる。そんな歓びをいつまでも私は失わないだろう。


アンリ・カルティエ=ブレッソンへのインタビューより。