好きな写真家の写真をネットから拾ってきて、自分で構成してプリントした小さな写真集を作ってたまに眺めてる。
大きくて迫力のある大型プリントもいいが、もともと力のある写真は小さなプリントであってもその魅力が損なわれることが少ない、不思議な媒体だと思う。
写真展の図録などにある写真のサイズの記載も、「サイズ可変」とされていることも多いし、ビンテージプリントを見ても小さなサイズのものが眼につく。
この複製技術時代ならではの特性をいかして好き勝手に展開する、もっと開かれたアートとしての写真を創りだすことができるのではないかと思える。