ことばで語れ

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ことばで語れ


ステートメントとは端的に言えば、写真で何を伝えたいのかをことばで語れということなんだろう。


花の美しさを伝える、商品の良さを伝える、ダメな世界の現状を伝える等々百花繚乱、無数の伝えたいことがある中で、いまなぜこの写真であるのかを写真を見る人に伝える補助線のようなものだと思う。


また、写真展などで撮影した人から作品の解説をしてもらえる時がある。確かにその作品の背景を知り、写されたものへの理解が深まる一面があることは否めないが、見る人の誤解する権利を妨げることにもなるだろう。


話はずれるが、広告写真にはタイトルはないが、キャプションが付いていないことは珍しい。なぜならタイトルは商品そのものであり、それを売るためにはキャプションという惹句が欠かせないという仕組みがあるためだ。


その写真がアート写真(私の撮る写真だ)として考えると……

キャプション必要派。その写真がどのように出来てきたのかを、撮影者のパーソナル情報を含めて、できるだけ集めて、その背景を知って、作品への理解を深める。


キャプション不必要派。様々な情報を遮断して、作品そのものと対峙するのが一番。の二つの流れがあり、どちらにするかは人それぞれだろう。


中途半端だが、では、また次回⁉