スーザンソンタグの「ローリング・ストーン」インタビュー
相変わらず才気煥発という風には見えるものの、年齢や身体の陰りは隠せないようで、昔語り的なインタビュー(1979年)になっていました。
また、インタビューという形式から仕方ないのかも知れませんが、訳文が気持ち悪かったです。
ある種の注意を向ければ写真はそれに答え、ますます多くのことが見えてくるようになる。……集中して真に眺めたものでなければ、見ていなかったことになる。p90
「写真論」は、20世紀において先進工業国の消費社会で生きているとはどういうことか、そのことに関するケーススタディなのね。 p97