6)隣接する分野から
実作者にこんな丁寧で面白い本を書かれては、美術評論家や写真評論家など業界の人は立つ瀬がないと思います。
写真に関しても、ブレッソンさんの写真の構図分析や、アーネストサトウさんとの交流など本格的な内容なのに読みやすく、おすすめ。
美という考え方のターニングポイントはどこにあったのか。美しくない美術と専門分野である美学への読みやすく、役に立つ入門書。
今道友信 美について 講談社現代新書 1973年
哲学的な美に関する考え方の入門書。いまとなっては文章は古臭くなっていますが、内容的にはとてもベーシックなものなので、読んでおいて損はないと思います。