篠山紀信の写真と中平卓馬の文章が決闘する本。再読だがやはり私には中平さんの文章がわからないので決闘しているかどうかはわからない。
篠山さんは眼がカメラの人だが、このレジスター付きカメラには遠い昔に飽きてしまったのだが、いま見るとまた違うのかと思い読んでみたが、これも同じだった。
森山大道 別冊太陽
この五月に発売されたムック。いろいろなおまけは付いていますが大竹昭子さんの評伝森山大道がボリューム的にも内容的にも大半を占めています。
評伝は新しいトピックはほとんどありませんが、手堅くまとめられており、森山大道入門としてはいいとは思いますが、森山さん自身が書かれた本や、まともなインタビュー本もかなりの数量出ているので、こちらの方をお勧めします。