クリスチャン・ボルタンスキーの可能な人生 聞き手 カトリーヌ・グルニエ
自伝的要素の多いインタビューですが、この中の話がウソかマコトかは分かりません。
だが、アートを志向する人にとっては画廊(画商)や美術館とのかかわりかたや、モノを作り出してゆくアイディアやプロセスはとても参考になるように思いました。
また、ボルタンスキーさんのアートには写真も多く使われていますが、それは古着や粘土と同じように素材としての写真なので、写真家とは位相の異なるものなので参考には余りならないでしょう。
虚実ないまぜてとても面白い本でした。
クリスチャン・ボルタンスキー Lifetime 図録
作品写真集で、あれば上記の本の参考となると思います。
クリスチャン・ボルタンスキー 死者のモニュメント 湯沢英彦
ボルタンスキーさんに関する評論集。ほんの数ページしか読んでいませんが、読みにくくはなさそうです。