デジタル写真

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デジタル写真

 
デジタルで撮ろうが、銀塩で撮ろうが、そのほか何かで撮ろうが、いい写真はいい写真だというのが基本的な考え。


〇で、どうしてデジタルカメラを使うのか。


・私は数打ちゃ当たる派(当たらないけど)なので、量を撮れる(低コストでということ)のはとてもうれしい。


・プリントまで安価に自家処理できるのも大きい、例えばモノクロはまだしもカラープリントをトリミングするのは面倒(高くつく)だ。


デジタルカメラは基本「写ルンです」なので、高いカメラであっても使える期間は限られたものとなるだろうから、たぶんデジタルカメラクラカメ趣味は成り立たないのは面白くない部分。


・カメラ等に関してはデジタル化は貧乏人(私だ)の味方だ、それを生かして写真を撮ることができるのはありがたい部分。

 

〇デジタル化で写真の何が変わったのか


・写真の大衆化などはイーストマンコダックの昔からなので、今更デジタルデータはゴミだ、なんだというのはゴミの論理であるのは言うまでもない。


・業務連絡用の写真から、ファミリーアルバム、アート写真まで写真の用途は無限にあるので、用途に合わせて道具を選べばいいということなんだろうが、4×5、8×10などの大型フィルムで撮られた写真はなんだか一味違うし、35mmでもグレーのきれいなモノクロ写真が見れなくなるのは面白くはない。


・しかしながら、報道ではビデオクルー、グラフィツクではデザイナーやら編集者に席をとられて、職業写真家の総量はさらに減少するだろうから、厳しくなるのは避けられないだろう。


アート写真では自分のスタイルに合わせてメディア(媒体)を選択すればよいので、どちらがいいとかいう話にはならない。


いろいろな選択肢があるのはいいことなので、銀塩写真ができるだけ残ることができるように、フイルムが使える環境(要するに余裕のある人はフイルムを使えということ)を作っておくことも必要だ。


まあ、写真に本質なんていうものは存在しないだろうから、デジタル写真になったところで、本質が変わることはないだろうが、使える道具の選択肢の多様性を確保できればいいなとは思う。